日本の伝統食材「梅」の美容(肌)の効果と感想。

1ヶ月で両頬のシミが明らかに薄くなった

NHKの番組がきっかけ

以前のことになりますが、NHKのある番組で、梅干しの種を使った手作り化粧水が、取り上げられていました。

番組では、顔のシミを気にするモニターの女性が、食生活を改善しつつ、この化粧水を2週間、試していました。結果、見た目にもハッキリわかるほど、シミが薄くなっていたのです。

「これは効果がありそう!」と、直感的に感じました。

私は当時、特に肌トラブルを抱えていたわけではありませんが、シミだけはいつも気をつけるようにしていました。か

両のほおに、いわゆる肝斑と呼ばれるものなのでしようか、ポッポッとしたシミが広がっていました。それほど大きくはありませんが、紫外顔が強くなるにつれ、だんだん濃くなり、日立ってきます。

そっしたこともあり、ふだんから、基礎化粧品として、美白に効くという美容液をどもそろえています。

でも、美白効果を感じて、というよりは、なんとなくあたりまえのように、もうずっと使い続けています。

私は若いころから化粧品には大変関心が高く、国内外のさまざまな商品を試していました。ですから、梅干しの種から美白化粧水が手軽に作れると聞けば、興味津々。しかもNHKがその効果を検証して番組で紹介したとあれば、期待大です。「これはもう、作るしかないでしょう」と、思いました。

効果が現れるのを楽しみにしながら、少し高級な梅干しを買い、番組で見てメモしておいたとおり、種と実を分けました。実は、料理に使ったり、家族が食べたり。種は、ざるの上で転がしながら流水で洗うと、ワタがきれいに取れます。

番組では、梅干しの種6個に対して、日本酒200mlをを使い、冷蔵庫で1週間寝かせて作っていました。

また、「梅干しの種化粧水を顔につけたら、20分後に洗い流し、化粧水などで肌を整える」と紹介されていたので、私は、作り方も使い方も、番組で見たとおりにしました。

低コストなのに驚きの効果

作った化粧水を使うのは、私の場場合、朝晩の洗顔後です。まんべんなくベタベタとつけたあと、気になる両ほおのシミの上には、重ねづけします。

気長に使い続けていた、ある日のこと。鏡を見たとき、「あれ? シミが薄くなってる! 」と、変化に気づきました。確か、使い始めて1ヶ月もたっていないころだったと思います。

そして、3ヶ月したころには、濃くなっていた肝斑のようなシミが、ほぼ目立たない状態にまでなりました。

この問、ビタミンCのサプリメントをとったり、ほかの美白化粧品も併用していましたが、ここまで明らかにシミに効いたと感じたのは、初めてでした。肌も、以前よりしっとりとしています。

しかも材料は、本来なら捨てるだけの梅干しの種と、日本酒だけ。このコストで、驚きの効果です。すっかりこの化粧水に魅了された私は、しばらくの問、作っては使い続けました。しかし、夏が過ぎたあとに仕事が忙しくなり、「化粧水をつけてから20分待つ」だけの時問的余裕がなくなったため、作るのをやめてしまったのです。

ところが、季節が巡り、また夏が近づくにつれ、両ほおのシミが再び濃くなってきたことに気づきました。

そこで、前年に確かな手ごたえがあったのを思い出し、再度、梅干しの種化粧水を試すことにしました。するとこのときも、1ヶ月ほどでシミが薄くなったのです。

こうして私は、断続的にですが、2年以上は、梅干しの種化粧水を使いました。そして、きちんと使い続ければ、シミに効果があると実感しました。

梅干しの種化粧水の作り方

用意するもの

  • 合成保存料をつかっていない梅干しの種(10個)きれに洗って水気をとったもの
  • 日本酒(200ml)

作り方

密閉容器に梅干しの種と日本酒を入れ、冷暗所に2週間置く。

  • 冷蔵庫で保管し、1~2週間で使い切る。種は取り出さなくてよい。
  • できあがった化粧水は必ず二の腕などに塗って試し、異常があらわれた場合は使用を中止する。
シミ取り以外に美肌効果も

梅干しの種の中の仁に含まれる、アミグダリンという成分には、体の組織の代謝を促す働きかくがあります。種の核(殻の部分)に吸収された後、しみ出したクエン酸も、同様です。このため、これらの有効成分が含まれた梅干しの種化粧水を皮膚に塗ると、代謝がさかんになり、シミ取りをはじめ多くの美肌効果が生れるのです。

化粧水は、つけたあとそのままでも、問題はありません。ただ、肌が弱く、トラブルが起こりやすいかたは、念のため洗い流すことをお勧めします。

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