血圧を下げるための鼻呼吸

血圧を下げるための習慣として「呼吸」も大切です。口での呼吸が習慣化している人は鼻呼吸に改善します。時間がかかっても少しずつ意識して改善します。

血圧を下げるための鼻呼吸【脳幹出血で高くて困っていた血圧が「あいうべ」で安定】

降圧剤を服用してもなかなか血圧は安定しない

5年前のある日、私は脳出血の一種である脳幹出血を起こし、救急車で搬送されました。それまで血圧は「少し高め」といわれたことはあるものの、薬を飲むほどではありませんでした。

その日は暑い中、庭で草むしりをしていたので、水分不足なども影響していたのかもしれません。病院に運ばれたとき、私の最大血圧は220mmHGまで上がっていました。幸い、治療のおかでで後遺症もなく回復 した私は、それ以来、降圧剤を飲むことになりました。

しかし、薬を飲んでも血圧は安定しません。最小血圧はいつも90mmHG以上で高いときには100mmHGを超えることもありました。最大血は120~150mmHGと幅があり180mmHGまで上がったこともあります。それでも体調に大きな変化はなく、私はそのまま毎日を過ごしていました。

血圧とは別に、4年前から足のしびれに悩まされるようになりました。 じっとしていると両足の親指を中心に足首から下全体がしびれてくるのです。夜になると、ひざから下がガタガタして歩けなくなることもあり、いくつもの病院を転々としました。

そんなとき、友人がある先生を紹介してくれたのでした。すがる思いだった私は、すぐに受診することにしました。足のしびれやふらつきは筋力低下からだろうということで、加圧トレーニングを勧められました。加圧トレーニングとは、腕や足のつけ根に専用のベルトを巻き、低負荷でも高強度の運動になるトレーニングのことです。

それと同時に、口の体操「あいうべ」も教えてもらいました。「あいうべ」は舌や口周りの筋肉を鍛え、自律神経のバランスを撃えるのに役立つそうです。

私は加圧トレーニングと並行して、自宅では毎日「あいうべ」を行うようにしました。

いつのまにか吹き出物が減り肌につやがでてくる

「あいうべ」は、おふろに入ったとき、湯ぶねにつかって30回やることにしています。それ以それ以外にも、食後にテレビを見ながらやることもあるので、1日50回はやっていると思います。 最初のうちは口の形を鏡で確認しながら、きちんと大きく動かすよう心がけました。 降圧剤は今も飲んでいますが、このように血圧が安定してきたことは、私にとっては想定外のうれしい出来事でした。

足のしびれやふらつきも着実に改善しています。私は口周りを含め、体を動かすことの大切さを痛感しました。 最近は、親しい友人に「肌がきれいになったね」といわれ、喜んでいます。友人いわく、吹き出物がへり、ツヤが出てきた そうです。また、滑舌もよくなった気がします。人にあいさつをするとき、以前は口の中でモゴモゴといっている印象だったのが、「おはようございます!」とハッキリ元気よくいえるようになりました。

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