骨盤若返りヨガで夜中のトイレ回数が減る

1日20回以上のトイレ回数を「トイレ我慢」で解消

トイレ我慢トレーニングの効果大

主婦のTさん(60歳)今から1年ほど前のことです。65歳になるご主人が定年退職をしたのを機に、ヨーロッパ旅行に行くことになったものの、1日に20回以上もトイレに行き、失禁することもあるので悩んでいました。

急に襲われる尿意におびえ、外出先でも常にトイレがどこにあるかを確認しなけれぼ落ち着かず、買い物もままならないという悩みが尽きませんでした

旅行ではトイレのないバスでの移動が多く、行った先でもどこにトイレがあるかわからず不安になってしまいます。女性の頻尿では膀胱炎が原因の場合がありますが、検査をしたところ、過活動勝胱(膀胱の活動の異常で急に尿意が起こる病気)と診断されました。

Tさんの旅行は、3ヶ月先とのことだったので、それまで抗コリン薬を処方するとともに、「5 分トイレ我慢」をやるようにしました。

5分トイレ我慢は、尿意を感じてもすぐにトイレに駆け込むのではなく、少なくとも5分間は我慢して、徐々に我慢する時間を長くするというものです。

Tさんは、尿意を我慢するときは、気を紛らわすために、小走りに走ったり足踏みをしたり、嫁いでいる娘さんや実家のお母さんへ電話をするようにしたといいます。娘さんやお母さんには、5分トイレ我慢のことを前もって話し、協力してもらったそうです。

話に夢中になって、10分、15分と長く我慢ができるようになりました。こうして2ヶ月を過ぎたころには、Tさんは頻尿も尿もれも起こらなくなったようでした。

それでも、海外旅行には不安を感じていたので、抗コリン薬を続けてもらうとともにさらに続けました。旅行は無事に楽しんできたようで、後日、笑顔で頻尿も尿もれもなかったことを報告してくれました。現在は、薬を服用しなくても、何のトラブルもなく過ごされています。

急な尿意に悩まされなくなった

過活動膀胱は、女性だけでなく男性にも起こります。会社員のMさん(仮名・58歳は、1年前に前立腺肥大ではないかと言われましたが、検査の結果は過活動膀胱による頻尿でした。MさんにもTさん同様に5分トイレ我慢をすすめました。外回りの仕事が多く、トイレの前を通ると急に尿意を感じてしまうということなので、「尿意を感じても、最初に見つけたトイレは素通りして、次のトイレまで我慢するようにしました。

すると、1ヶ月もしないうちに、トイレの前を通っても尿意を感じなくなり、半年後には全快して、再発の心配もなく元気に働いています。

人によるのですがノコギリヤシが効果を発揮する人もたくさんいます。

ページの先頭へ