骨盤若返りヨガで夜中のトイレ回数が減る

夜中のトイレ回数が減る

トイレの回数が減ると驚くほど快眠になる

ここからは、骨盤若返りヨガを実践し、尿もれなどの尿トラブルが改善した人の例です。Aさんは(70歳主婦)不眠と尿トラブルに悩んで、1年ほど前からヨガセラピーはじめました。不眠の症状は、夜10時~11時ごろに寝入っても、深夜の1時ごろに目が覚めてしまい、その後は、いろいろと考え事をして、夜明けまで眠れなくなるのです。

考え事の大半は、ご主人に対する不満でした。亭主関白なご主人は、家庭では「あれをしろ、これもしろ」とAさんに要求します。結婚当時の若い頃は我慢していたAさんも、子育てが終わった50代ごろから、ご主人への不満が募ってきたようです。

不眠は、そのころから起こってきました。布団の中で眠れないでいると、何度も尿意を催してトイレに行くため「あ、まただ」と、尿意があることにイライラします。

さらに、トイレに行くのが問に合わずに、尿がもれて下着を汚すこともありました。
【送料無料/代引不可】尿漏れパンツ レデーィス 失禁パンツ 『女性用中失禁ショーツ しっかり安心150cc対応』 【同色2枚組】

心療内科で睡眠導入剤をすすめられたこともあるそうですが、薬に頼るのが嫌で服用を断ったといいます。 Aさんの心身をリラックスさせるため、毎日の生活にヨガがいいと思いました。夜中に目が覚め、何度もトイレに起きてしまうのは、精神的な緊張とともに、膀胱や尿道を支えている骨盤底筋の衰えが原図と考えられました。

そこで「骨盤若がえりヨガ」が最適だと思いました。骨盤若返りヨガのポイントは、上体を前傾させるときに会陰部(両方の座骨・恥骨・尾骨の4点を結ぶ菱形の部分)に意識を集中し、その部分を内側に引き上げるようなイメージでキュツと締めること。さらに、夜中に日が覚めても、布団の上で両ひざを立てて目を閉じ、ゆっくり呼吸をすると、リラックスして寝つきが促されます。

骨盤若返りヨガを続けたところ、Aさんは心身の緊張が和らぎ、1ヶ月ほどで不眠が改善しました。トイレに行く回数も減り、尿もれもなくなったそうです。ご主人に対する不満も、徐々に減ってきたと話しています。なお、不眠の人は、睡眠導入剤をことさら拒否するのではなく、うまく活用し、しだいに減らしていけばいいと、私は考えています。

ページの先頭へ