脳は起こして二度寝

二度寝を工夫する

二度寝を朝寝坊にしない

脳を起こして二度寝をするという方法

生体リズムは1日で完結するわけではない

明るくすることは簡単にできても、起きられないという方もいらっしやいます。先ほどの方のように、ベッドの反対側の窓際を頭にして眠ってしまうと、結局二度寝してしまったと後悔することがありますが、全然ダメではありません。

ダメだったと感じるのは、睡眠を1日単位で考えられているせいだと思います。「今日起きられなかったらダメ」と、つい考えてしまいますが、生体リズムは1日で完結する現象ではありません。

光が脳に届く時間が少しでも早まれば、翌日はリズムが早まりやすくなります。今朝のがんはりは、数日後、数週間後の朝を変えることになるのです。

朝、なんとか脳に光を届けることができたら、メラトニンは減り、その変化は、メラトニンリズムを前に進めます。しかし、ヒトの生体リズムは1日24時間より長いので、リズムを1時間前に進めるのに、約1日かかります。

ある週末に朝まで飲んでいて、朝の5時ごろ眠って昼過ぎに起きると、この5~6時間のリズムの遅れを取り戻すには、約1週間かかることになります。

ただ、毎朝、窓から1m以内に入ることを実践できれは、確実にリズムを前にずらすことができているので、次の週には、午前中の頭のスッキリ感と体の軽さを自覚できるはずです。そうなれば、そもそも二度寝欲求は起こってこなくなるので、休日の朝は自然に起床して、時間を有効活用することができると思います。

ページの先頭へ