現代人の腸ストレスを軽減するための夜の過ごし方

腸ストレスを軽減するための夜の過ごし方

夜は、快眠に向けて体も腸も温め、リラックスさせる

朝~昼の間ずっと緊張状態にあった交感神経は、夜になるにしたがってしだいに落ち着いていき、代わって副交感神経の活動が活発になっていきます。

冬の間は、仕事から帰ってくると、体が冷えてしまったために交感神経が緊張状態にあり、お腹も血流量が減って冷えてしまっている状態です。そこで、体とお腹を温める食事が必要です。

また、1日中酷使した脳を、クールダウンさせる必要があります。そのためには、脳幹網様体への刺激を遮断するために、たとえば照明を間接照明に切り替えるなどして光の刺激を弱めるのもいいでしょう。
たとえば、キャンドルライトのもとでディナーなんていうのも、たまにはいいかもしれません。柔らかな光に包まれることで、心身ともにリラックスしていくのが感じられるでしょう。快眠・安眠のための照明(一覧) | 眠りの悩みを解消しよう!

では、腸を温める夕食に最適な料理とは何でしょうか。たとえば「カレー風味ミネストローネ、エキストラバージンオリーブオイルの回しがけ」はいかがでしょうか。これは、カレーのスパイスに含まれるシナモンやジンジャーの体を温めてくれる素材に加えて、エキストラバージンオリーブオイルの保温作用が加えられ、最強の温め食事になります。これを食べれば、野菜などたっぷりの具材でお腹は満たされ、カレーとエキストラバージンオリーブオイルで体もお腹も温まるというわけです。

和食なら、「具だくさんのけんちん汁」がいいでしょう。熟成させた味噌は体がとても温まります。少し生姜をすり下ろして入れればさらに温め効果は高まります。

体が冷えすぎて眠れないような夜はとくに、入浴でしっかり体を温めたうえで、ココアやレモネードでを飲んで体を温めてからベッドに入れば眠りにつきやすくなるでしょう。そうすることで、腸はスッキリ元気を取り戻し、明日への活力もみなぎつてくるはずです。便秘になんて悩まなくなるでしょう。

ページの先頭へ