疲れている現代人の腸ストレスをマッサージでとる
マッサージで腸の緊張をときほぐす
疲れている現代人の腸ストレスを優しくとる
マッサージで腸の血流を改善しリラックスさせる
これまでの対策を行ったりさまざまな方法を試しても、お腹の張りが解消されない人は、腸の横行結腸の部分があるべき場所よりも下に垂れ下がっている可能性があります。その垂れ下がった部分にガスがたまり、抜けにくくなっているためだと考えられます。そんな状態に有効なのが、腸もみマッサージです。
大腸内視鏡検査は、カメラが大腸に入りやすいよう、腸のなかに空気を送り込んで行います。そのため、検査終了後には大腸内に空気が残ることがあります。このとき、空気を抜きやすくする処置はないものかと試しているうちに、左半身を上にしてやると、右半身にたまったガスが上昇して左半身に向かうので、滞留していたガスが流れやすくなることがわかりました。
腸もみマッサージは、それを日常生活に応用したものです。便秘がなかなか解消されないという方もぜひ試してみてください。毎日続けているうちに徐々に効果が表れてきます。やり方は、次のとおりです。
- 横になり左半身を上にし、リラックスします。
- おへそのまわりから、手のひらで時計回りに円を広げていくように、ゆっくりマッサージします。
- 2をを5分程度繰り返します。
このときに手には決して力を入れすぎないように、やさしくさするようにするのがコツです。刺激が強すぎると、腸をほぐすどころか逆に緊張させてしまいます。リラックスした状態でこそ、腸のぜん動運動をコントロールする副交感神経が活発にはたらいてくれるのです。しだいに、ゆったりと深い呼吸になれば、腸も動きだし、たまっていたガスも自然に抜けていくでしょう。