現代人の腸ストレスを軽減するための昼の過ごし方

腸ストレスを軽減するための昼の過ごし方

脳をクールダウンさせる

朝を無事に乗り切り、1日の活動を始めてしばらく時間が経過したお昼。ここで、ちょっとひと休み、といきましょう。

理解力、記憶力、思考力、判断力などは、適度に休息をとらないと鈍ってしまいます。仕事でトラブルなどがあると、頭が動かないときがあると思いますが、朝から脳を使い続けていると、その能力は必ず低下します。ですから、ランチをとり、仕事などからいったん離れ、脳と体をリセットさせることが必要です。そのほうが午後の集中力に大きく貢献します。

デスクワークなどで座りつばなしの人はとくに、運動不足と交感神経が緊張状態になっているため、腸の活動は停滞気味になっています。外回りの仕事で歩くことが多い人も、寒い冬の場合は、いくら着込んでいるつもりでも体は冷えているので、腸への血流が低下してしまい、その活動はどうしても停滞しがちです。

ですから、昼食時に小休止をとって一時的に心身をリラックスさせたり、腸を温める食材をとることは、お腹を満たすためだけでなく、「脳力」と「腸力」の回復にとっても、とても大切なことなのです。

お昼も、やはりエキストラバージンオリーブオイルルを上手に利用したいところ。たとえば、ゆっくりランチを食べている時間がなく、コンビニ食になりそうな場合は、シンプルにおにぎり1~2 個にインスタントの味噌汁をつけるのはいかがでしょうか。この味噌汁にティースプーン1~2杯のエキストラバージンオリーブオイルを入れるだけで、腸が温まる保温効果がさらにアップしたスペシャルな味噌汁になります。おにぎりではなく、サンドイッチなどパン食の場合は、温かい野菜スープなどに同じようにオリーブルオイルを入れてもよいでしょう。

腸ストレスから自分の腸を守るためにではエキストラバージンオリーブオイルは腸ストレスに万能である詳細が紹介されています。

胃腸の消化力は、実は昼時が最高な状態にあります。食べ物が胃から十二指腸に移動していく速度は、正午頃が最も速いというデータがあります。また、食べた固形物が胃に残る割合は、午前中よりも午後のほうが高いというデータもあります。昼に食べたものは、すみやかに胃から十二指腸に移動するので消化にもよいのです。

その点からも、朝食や夕食より、昼食を多くとるのがよさそうです。スペインやイタリアの人々のように、ランチで1日のうちで最もボリュームのある食事を食べるのは、医学的にも理にかなっていることなのです。そして午後3時頃の、ちょっとした休憩には、オリーブ・ココアをおすすめします。お腹が温まりますし、ココアの食物繊維やオリゴ糖などが腸を元気にしてくれるはずです。何よりおいしいので、ぜひ一度試してみてください。

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