メガネのフレームと正しいフィッティング

メガネのフレームと正しいフィッティング

メガネのフレームとフィッティング

最近は、眼鏡のフレームのデザインも多様化し、ファッションとして楽しむことができるようになりました。しかし目に負担をかけないためには、フレームの基本的な特性を知っておかなくてはなりません。 眼鏡の基本的構造は、レンズをリム(縁)で支えるというものです。リムのタイプによって「フルリム」「ハーフリム」「リムレス」という3タイプに分けられます。

このうち、最近使う人が増えているのがリムレスですが、いくつかの問題点があります。 このタイプには眼鏡のテンプル(つる)とブリッジ(鼻をまたぐ部分)を支えるフレームがないので、直接レンズに穴をあけネジで取り付けています。つまり、レンズがむき出しであるうえ、レンズに穴をあけているために、よほどていねいに扱わないとレンズが割れやすいという難点があるのです。

このため、スポーツや運転時の事故で目を傷つけやすい形といえますし、子どもには不向きです。 最後にフィッティングについてです。眼鏡を使っていくうちに、ずれや耳の裏の痛みが気になったことはありませんか。これはテンプルやパッド(鼻当て)の歪みがいちばんの原因です。これらの違和感をがまんして使っていると、適切な視力を保てずに目の負担が増え、疲れ目を起こしやすくなります。

眼鏡をつくってからも正しいフィッティングができているか、眼科医に点検、調整してもらうようにしましょう。

メガネはリム(縁)のタイプによって3タイプに分けられる

  • フルリム
    レッズの金周にリムがある
  • ハーフリム

レンズがむき出しになっているので、ていねいな扱いが不可欠。子どもには向かない

正しいフィッティングが大切

メガネがすぐずれる→テンプルとパッドの歪みが原因。これらを我慢していても目の負担が増えて疲れやすい。

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