「体を温める」免疫力アップの生活習慣
だるいときは体を温める
体温を上げるイコール免疫力アップ
低体温は免疫力低下を招く
「タイ」はガンが少ない生姜が体の免疫力アップ
多くの医者や専門家が指摘しているように、免疫力を高めるには体温を上げてリンパ球を活性化するのも1つの方法です。
暑い夏にエアコンの効きすぎた部屋に長くいるとだるくなりますが、これは免疫力が低下しているためです。
人間の体温は、簡単に上がったり下がったり変動しないようにできていますから、1日中体温を上げているということはできません。しかし、短時間でも刺激して、体を温めるようにすることは効果的です。
「冷えは万病の元」と言うように、冷えると全身の血行が悪くなり、老廃物や病原菌▲などの有害物質が体内に残ります。
風邪をひくと発熱しますが、これは体が自らの温度を上げてリンパ球を活性化し、ウィルスの増殖を押さえ込んでいるからです。解熱剤を飲んで熱を無理に下げることは、このリンパ球の働きを邪魔することにほかなりません。
普通の風邪が原因の発熱なら、むしろ温かい飲み物や食べ物をとり、体を温めてよく眠ることが一番です。
ある実験では、今までシャワーを浴びていた人に、ゆっくりお風呂に浸かるように指示したら約1週間で疲労の程度を測る数値が改善しました。就寝時に湯たんぽを利用したり、シーツの下に毛布を敷いたりすることでも同様の結果が出ています。
このほか、体温を上げることについてよく言われるのは、生姜を用いることでしょう。たしかに生妻を食べると体が温まるようですが、医学的にはっきりしたデータがあるわけではありません。しかし、1ヶ月ぐらい毎日、生姜を食べると体はぽかぽかしていきます。
ただ、タイ人の発がん率が非常に低いのは、タイショウガをよく食べるからではないかという説があります。タイショウガとは、タイの代表的な料理・トムヤムクンなどには欠かせない食材です。
病気を遠ざけるには、まず入浴や食べ物などから「冷え」を退治していきましょう。